矯正歯科

orthodontics

矯正歯科とは?

矯正治療は、美しい歯並びや健康な噛み合わせを取り戻す手段です。最近では、歯並びの不正が原因で頭痛や顎関節症などが増加しています。矯正治療はこれらの不快な症状を改善し、将来の歯や口の健康を保つ重要な治療法です。患者さんが自分の歯に自信を持ち、快適な口腔状態を手に入れるためには、矯正治療が有益です。

歯は顔の下半分の印象を大きく左右します。白くて美しく並んだ歯には誰し健康的な印象を抱きます。顔に人それぞれ違いがあるように、同じ歯ならびの方もいません。また何を「美しい」と感じるか、その感覚も千差万別です。歯は、噛むこと、話すことに欠かせない大切な体の器官です。美しさと、その機能を両立することが何より欠かせません。

このような歯並びのお悩みに対応できます

出っ歯

上の前歯が下の前歯よりも前に出てしまっている状態。

受け口

下の前歯が上の前歯よりも前に出てしまっている状態。

叢生

歯が重なったり曲がったりしてしまっている状態。

開咬

上下の前歯が接触せずに隙間が空いてしまっている状態。

すきっ歯

歯と歯の間が空いてしまっている状態。

当院の矯正歯科の特徴

当院の矯正歯科材料への取り組み

歯科矯正材料の進化も日進月歩進んでおり、歯の表側に装置を付ける方法、裏側に付ける方法、アライナーと呼ばれるマウスピースを装着する方法、それぞれの方法で使用される材料も増えています。それに伴い当院では最新の器材や矯正用歯科材料を治療に取り入れております。

目立たない矯正治療✖️精密なデジタル矯正治療計画

治療フローや治療にかかわるデジタル設備導入は経験豊富な矯正を専門とする歯科医師が監修。欧米諸国の矯正治療に劣ることの無い治療システム・デジタル機器を揃え、様々な症状・希望にお応えできる治療態勢を整えています。

それではいざ、矯正治療へ一歩をスタートしてみましょう!

治療の効率や患者さんの生活スタイルに合わせた治療方法の選択は、矯正歯科治療を行う歯科医師に最も左右される点です。まずは検査と正確な診断を受けていただき、診断結果をしっかりとご説明いたします。検査によって、「現在の歯並びと、何が問題か」を明らかにし、カウンセリングによって、「どんな歯並びを得たいか」を共有しましょう。治療計画では、得たい歯ならびへの「最善の方法」をご提案します。 全ての疑問を解消していただいて初めて矯正歯科治療がスタートします。まずはご相談下さい。

当院で取り扱っている矯正の種類

ワイヤー矯正(表側)

表側(ワイヤー)矯正装置は最も一般的な矯正方法で、歯の表面にワイヤーを設置して行う矯正方法になります。最も症例の適応範囲が広いという特徴があり、多くの患者様のお悩みに対応できるというメリットがあります。一方で、矯正をしているのが目立ってしまうというデメリットもあります。当院では目立ちづらい白いワイヤーも用意しておりますので、患者様のお悩みに合わせて最適な方法をご提案しております。

裏側矯正

当院では裏側(舌側)矯正も行っております。裏側(舌側)矯正とは歯の裏側にワイヤーを設置する方法で、ワイヤーを用いた矯正方法である分適応症例が広く、矯正をしているのが目立ちづらいというメリットがあります。一方で、下が装置に当たってしまって痛くなってしまうなどのデメリットが生じることもありますので、その点には注意が必要です。

マウスピース矯正

・ワイヤーが見えるのが気になる
・頻繁に通院できない
・矯正後の後戻りが心配
・金属アレルギーが不安
・周りに気づかれずに矯正したい
・ホワイトニングもしたい

簡単にマウスピース型矯正を導入するクリニックが増えていますが、患者さんに満足いただける治療結果を追求すると、実は難しいのがマウスピースによる矯正治療です。お口の状態を分析し、歯並びと噛み合わせを考慮した治療計画に必用なのがドクターの経験力。私たちは長年矯正治療を専門に治療を行ってきた矯正の専門医監修で治療を行っています。

マウスピース矯正は全世界の臨床データをもとにした高度な治療計画をデジタル上で作成でき、再現性の精度が大変高いことが特長です。取り外し可能で透明なプラスチック製の装置を使用します。これにより、治療中も外見に自信を持ちながら、食事や口腔ケアが簡単に行えます。さらにマウスピース型矯正なら、通院頻度が一般的なワイヤー矯正治療(毎月来院)より少なくなる(数ヶ月に一度)といった利点もあります。

小児矯正

小児期に矯正治療を始めることで、成長に合わせて歯や顎を正常に整えることができます。通常、歯が生えそろい、歯並びが気になる場合に治療を開始します。初期治療では、取り外し可能な装置やブレースを使用し、子供たちの成長力を活かして一人ひとりの成長に合わせたオーダーメイドな治療計画を立てます。

「小児矯正」のページはこちら

矯正治療の流れ

STEP1:初回カウンセリング(無料)

当院では無料でカウンセリングを行っております

STEP2:精密検査・シミュレーション確認

まずは歯並びの状態を確認させていただきます。また、マウスピース矯正の場合はご自身の歯並びがどのように改善されるかのシミュレーションを事前に確認することが出来ます。

STEP3:治療計画立案

患者様1人1人に最適な治療計画を立案いたします。

STEP4:治療開始

治療開始後は、定期的に医院に通っていただき、調整を行っていきます。

STEP5:治療完了後・保定期間

治療完了後は後戻りを防止するために、保定期間に入ります。後戻り防止対策をしっかりとしないと、せっかく行った治療が無駄になってしまう可能性があります。

STEP6:メンテナンス

治療完了後は定期的にメンテナンスを行い、歯の状態を確認していきます。

よくある質問

矯正は目立つと聞きました。

当院では目立ちづらいワイヤーやマウスピース矯正等をご用意しておりますのでご安心ください

歯を削る必要はありますか?

必要ありません。

矯正治療は痛いと聞きました。

歯を動かす際に生じる痛みで個人差があります。まずは一度ご相談ください。

虫歯や歯周病があっても、矯正は可能ですか?

まずは治療が必要となります。一度状態の確認が必要です。

どのくらい通えばいいですか?

治療期間が歯並びの状態によって異なります。数ヶ月で終了する場合もあれば、数年かかる方もいらっしゃいます。

治療後元に戻らないか心配です。

しっかりと後戻り対策をすれば問題ありませんのでご安心下さい。

矯正治療のリスクと副作用について

矯正歯科治療は、患者様の噛み合わせや口腔内環境の改善を与えられる素晴らしい面がある一方、リスクや副作用も存在します。また治療には限界もあることを忘れてはいけません。当院ではそれらを正しくご理解いただいた上で、治療を受診していただいております。治療開始にあたりご心配やご不明な点がありましたら、お気兼ねなくご相談ください。
 

治療方法・方針・期間について

治療にかかる期間は想定より長くなることがあります。

歯の動きには個人差(年齢差や体格差)があるためです。

成長期のお子さんの治療では、治療開始後に治療方針の変更が必要になる場合があります。

想定より顎の骨が成長したり、治療期間中に装置のコンプライアンスが悪いと期待している治療効果が得られない場合があるからです。

治療中に長期間通院できないような時期がありますと、治療期間が延びることになります。

学業・お仕事・ご病気などで治療ができないと、「骨の状態が変化して歯が動きにくくなる」、「後戻りが起こる」などの可能性があります。

治療開始前の検査で分からない歯と骨の癒着が治療中に判明することがあります。

治療中に歯と骨の癒着が判明した場合、矯正歯科治療による歯の移動ができないため、治療方針の変更が必要になります。

治療中のリスクについて

矯正歯科装置を装着すると起きる影響があり、歯や口腔内の粘膜に違和感を生じることがあります。

多くの場合、数日から1週間程度で慣れてきます。

発話など会話に影響が生じることがあります。

多くの場合、数日から1週間程度で慣れてきます。

歯磨きがしにくくなります。

歯磨きを適切にしていただかないと、むし歯や歯周病になることがあります。頻度を増やしていただくことが最も効果的な対応策です。良い歯磨き習慣をつけましょう。

食事の際、硬いものを食べると装置が外れることがあります。

硬いものを召し上がる際は充分ご注意ください。

痛みを感じることがあります。

歯を動かす際に生じる痛みで個人差があります。また噛み合わせが変わることにより顎の関節に痛みが生じること(顎関節症)があります。 症状がある時はどうぞご相談ください。

矯正歯科治療により歯根が短くなる歯根吸収や歯肉が下がる歯肉の退縮が生じることがあります。

遺伝的な要因がある(親が早期に歯を喪失している等)、噛み合わせが強い方、治療が長期化した場合、不適切なブラッシングが改善されない場合などにより、このような副作用を生じることがあります。

治療後について

保定装置を使用しないと後戻りすることがあります

歯を動かすための動的治療が終了した後は、歯並びやかみ合わせを安定させるための保定装置(リテーナー)を使用していただきます。保定装置の適切な装着を怠ってしまうと歯並びやかみ合わせが再度悪化することがあります。

矯正歯科治療には限界があります。

お顔の軟・硬組織(お肌や輪郭等)などは治療による改善が可能な点と、改善が望めない点があります。治療前によくご相談ください。

記事監修医師
豊村 康太 院長

豊村 康太 院長

亀戸とよむら総合歯科