顎関節治療

temporomandibular joint

こんな症状にお悩みの方

・口を開けると顎が痛い。開けられない。

・物を噛むと顎に痛みが出る

こんな症状があったら顎関節症かもしれません。

顎関節症は早期に治療すれば改善する事が多いので、ご相談ください。

顎関節症とは?

顎関節症は、ものを噛むための筋肉の筋肉痛や、顎関節の軟骨(関節円板)のずれからおこります。

症状としては、
✔️噛むと顎が痛い
✔️口を開けるたびに、顎が痛い
✔️顎がなる

など、顎(耳の手前あたり)の痛みを主症状とします。
よく耳が痛いと思い耳鼻科に受診されると耳には異常はありません。
と診断され、実は原因が耳ではなく、顎関節症の場合もあります。

顎関節症の原因は、筋肉の筋肉痛や軟骨のずれですが、
それが起きる理由は色々な要素が考えられます。

・歯ぎしりや食い縛り
・固いものを噛んだ
・ほおづえや、合わない枕で寝ていた
・姿勢や体の歪み

など、日常生活の中に多くの原因が隠れています。

治療方法としては、
軟骨がずれて数週間程度であれば、顎を牽引する事により顎軟骨の位置を
元の位置に戻す事ができる可能性があります。

ただ期間が長く経過した顎関節症では、顎軟骨がずれた位置で固定されてしまい
戻す事が困難になります。
そうなった場合、マウスピースを使い顎に負担のかからない状態を作り
急性症状(痛い、口が開けづらい)を解消していきます。
この治療方法はあくまでも対処療法となります。

また歯ぎしりや食い縛りに対しては、ボトックス治療を行う事により
噛む力を一時的に抑えて(一般的には半年程度)顎にかかる負担を減らすこと
ができます。(保険適用外)

もし口が開けづらい、顎が痛い等の症状がありましたら
亀戸とよむら総合歯科までご相談ください。

顎関節症の種類と原因

顎関節症1型

咀嚼筋(口を開けたり閉じたりする筋肉)の損失や筋肉痛により痛みが生じる

原因

・食い縛りや歯ぎしり
・不正咬合(噛み合わせや、歯並びが悪い)

顎関節症2型

靭帯や関節包(顎関節の周り)の痛み

原因

・大きく口を開けすぎた
・ぶつけたり強い力がかかった
・すごく硬い物を食べてしまった

顎関節症3型

関節の軟骨(関節円板)の位置異常からくる痛みや、開口障害(口が開けづらい)

口を開けると音がなる。

原因

・頬杖
・噛み合わせの異常
・精神的なストレス(ブラキシズム)による咀嚼筋の異常な緊張

当院の顎関節治療と費用

顎関節 関節円板復位術

顎関節症Ⅱ型は、顎の軟骨のずれから起こります。
軟骨のずれから1ヶ月程度であれば顎を牽引して軟骨を元の位置に戻す事ができる可能性があります。
顎の軟骨がずれてからの期間が長いと、ずれた位置で軟骨が固定されてしまいます。
なるべく早めの受診をおすすめいたします。

顎関節 関節円板復位術の費用

保険適用

ボトックス治療

ものを噛んだり、口を閉じる時に使う筋肉である咬筋に
ボトックスを注射することにより、噛む力を一時的に弱くします。
それにより、歯ぎしりや食い縛りを抑える事ができ、顎への負担を軽減させます。
※一般的にボトックスの効果は、6ヶ月程度となります。

ボトックス治療の費用

33,000円(税込み)

マウスピース治療

マウスピースを上歯列にはめる事により、歯ぎしりや食い縛りから歯を守り
歯が削れるのを予防します。
またマウスピースにより、顎関節の負担の少ない場所に誘導します。

マウスピース治療の費用

保険適用

顎関節治療の流れ

まず顎の状態を触診し、関節の状態を確認します。

その後、整復やマウスピース治療、咬合治療により治療の流れを決めていきます。

記事監修医師
豊村 康太 院長

豊村 康太 院長

亀戸とよむら総合歯科